”地を醸す“ 金沢中村酒造 中村酒造_TOP

中村酒造について

中村酒造は石川県金沢市にある酒蔵です。古来より「酒は災いを避け、笑門来福、日々榮える」と言われております。文政年間創業の中村酒造はその「日」「榮」の文字を酒名にし、育てていただいた地元石川に感謝し、「地酒」を極めようとひたすら酒造りにこだわっております。
「地酒」と呼ぶにはその土地で生産された原料(米)をその土地の人・水・気候・風土で醸すことが最低限の条件であるとは考えます。「地酒」を極めるとはすなわち、「地」にこだわること。「地」の恵みを十分に育むために、中村酒造は有機製造者の認証を取得しております。

中村酒造_酒蔵外観

酒造りのこだわり

― 金沢の地酒 ―

霊峰白山を源とする水のうまさ。山々で採れる山の幸。豊沃な加賀平野が生み出す野の幸。日本海の新鮮な海の幸。
四季の変化に合わせながら時々の旬を味わい、伝統行事が生活に色濃く残る金沢の食文化。
風土・季節・文化の恵みから生まれた加賀料理とともに金沢の地酒は育まれてきました。

中村酒造_金沢の地酒
中村酒造_米

― 米について ―


日本の食に欠かせない「米」。 中村酒造が目指す酒は、その米本来のやわらかく、飽きのこない味わいをそのままに醸しお届けすることです。
日本有数の地元希少ブランド米「神子原米」(石川県羽咋市の神子原地区産)や石川県産有機米など、地元米にこだわるのはそのためです。

― 水について ―

酒づくりの基本は良質な水の確保です。
白山を源とする名流手取川の伏流水はやや軟水で、その醸したお酒は穏やかに繊細な味わいを生み出します。
また中村酒造は2000年よりこの水を100年後に残そうと化学薬品を一切使用しない散水濾床方式の廃水処理により地域に安心の排水を排出し、環境保全に取り組んでいます。

中村酒造_水
中村酒造_能登杜氏

― 人について ―

大吟醸酒造りの名手を多く輩出し、吟醸酒造りは「能登流が一番」といわれるようになった背景には、気候風土や食環境はもちろん、杜氏たちのたゆまぬ努力がありました。
「能登はやさしや土までも」といわれているように、純粋でねばり強い能登の人情が酒にも表れているのです。 そんな「能登杜氏」とともに、私どもは思いを託し紡ぎ合いながら、丹精込めた妥協のない酒造りに取り組んでいます。

「金澤 中村屋」のコンセプト

― 中村屋の三つの約束 ―

1.中村酒造のつくる「中村屋」は美味しいお酒造りを極めることを目指します
・飲み飽きしない最高のお酒
米の旨みと上品な香りを楽しみつつ、キレがあり飲み飽きしない酒質を目指します。
・食中酒として合わせられる最高のお酒
上品な旨みと香りが食事を邪魔しません。また適度な酸度でキレが続きます。
2.中村酒造のつくる「中村屋」は地元(石川県)の気候・風土で健全に育成された原料のみを使用した真の地酒を目指して醸造します。
・「中村屋」は純米酒ブランド
地元産酒造米のみを使用します。また契約栽培酒造米も順次増やしてゆく予定です。
・金沢酵母にこだわった酒造り
金沢国税局で開発された14号酵母を基本に醸造し、上品な味わいに仕上げます。
3.中村酒造は日本でも希少な有機醸造認証蔵です。
・この蔵で製造される「中村屋」は高いレベルで品質管理と衛生管理を実現した安心・安全の製品として市場に出荷します。