SDGsの取り組み

私たちは造り手と共に、
日本酒で持続可能な未来を目指します。

「How dare you?」スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが2019年9月の国連気候変動サミットで衝撃的な言葉で注目を浴びましたが、地球温暖化による異常気象や海水面上昇は世界各国に深刻な問題を引き起こし、世界全体で対応しない限り温室効果ガスの排出量を抑えることはできません。一方、最大の排出国である中国、アメリカ、インド、ロシア、日本といった国々が積極的でない中、若者たちの未来への危惧はより一層高まるばかりです。実際、日本において20年前よりもこの10年異常気象だけでなく作物の生育息も変化していることが、毎月東京と北海道を往復していることでも実感できました。ESG、SDGsの活動を大きな枠組みとして動かすのであれば、NGOやNPOだけでなく、民間の営利企業が主導していかなければならない時が来ています。

2019年12月気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)で、世界の環境団体でつくる「気候行動ネットワーク」が、地球温暖化対策に後ろ向きな姿勢を示した国に贈る「化石賞」を日本に与えました。原発を推進し、石炭火力発電を減らしていた中で、東日本大震災により、また元に戻ってしまっただけで、本来進むべき道はコストありきではなく地球環境と人類に優しいものでなければならなかったのではないでしょうか。

私たちはテクノロジーを介して、社会構造の中に人びとが積極的に選択できる仕組みが成立すれば、次世代へ少しでも不安や心配を減らす手助けになることができるのではないかと考え、生産者と消費者を直接つながるネットワークインフラを提供し、地域社会や自然環境と共存している人びとと地球にやさしい商圏の拡大に貢献していきます。

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