千代菊酒造
千代菊酒造について
千代菊酒造は、岐阜県羽島市にある酒造です。安土桃山時代 美濃国・竹ヶ鼻村に居を定めた坂倉家は、元文三年(1738)七代目当主・又吉に至って酒造りを始めました。 伊吹おろしの冷気が満ち、清流・長良川の地下水が豊富に湧き出て、また濃尾平野穀倉地帯の中央に位置するこの地こそ、酒造りに最適であることに着目したのです。当時の酒名は「薄紅葉」。その淡麗でまろやかな味わいは、美濃の秋を彷彿させたことでしょう。
十九世紀の中ごろ、鎖国のわが国に開国を求める黒船が次々に来航。この過渡期にあたる文化年間に、今の代表銘柄「千代菊」が九代坂倉又吉により生まれました。異国船襲来という国難に当って、日本のいやさかを念じてのことと伝えられています。
千代菊酒造のこだわり
― 濃尾平野と気候 ―
千代菊のある羽島市は濃尾平野のほぼ中央に位置し、木曽川・長良川・揖斐川により形成された平野で、 とても肥沃な土壌が広がっていて、現在でも稲作をはじめとする農業が盛んに行われています。 冬は乾燥した晴天が続き、『伊吹おろし』と呼ばれる冷たい風の影響で気温は低く、酒造りに適した環境が整っています。
― 仕込み水へのこだわり ―
千代菊では、濃尾平野の豊富な水資源である清流・長良川の伏流水を地下128mから汲み上げ、仕込み水に使用しています。 これはとても軟水で、酵母や醪の発酵がおだやかになり、優しい味わいのお酒に仕上がります。
― 有機米を使った酒造り ―
千代菊では、有機農法で育てられた米を使用した日本酒作りにも取り組んでいます。 有機農法は、科学的な手をいっさい加えず、植物の本来の力を活かす農法で、日本酒も、酵母や麹などの生き物が造ってくれる アルコールによって完成します。ごく自然な取り組みとして、千代菊は有機米を原料とした酒造りにこだわり続けます。
― アイガモ農法 ―
1998年より地元のアイガモ農法による有機米の栽培農家とともに「羽島体験プロジェクト」を立ち上げました。この「羽島体験プロジェクト」は、農作業や酒仕込み作業の体験イベントです。大地や太陽、風を感じて、自然との調和や共存を考える機会にしていただきたいという想いで毎年開催しております。
― 平凡の銘酒 ―
お酒は、口から体の中に入り、体の一部になると同時に、心の一部にもなるものです。 喜びを倍加し、悲しみを別つ。脇役ですが、無くてはならぬ存在。それが酒です。 千代菊は『平凡の銘酒』を標榜しています。 これは、親友とか家族のように、 ごく自然に身の回りにあって違和感無く普通に愛される酒。 また、酒造においての気の遠くなるような努力を誇示することなく坦々と当然の事としてやり続ける意志を、意味しています。
― 濃尾平野と気候 ―
千代菊のある羽島市は濃尾平野のほぼ中央に位置し、木曽川・長良川・揖斐川により形成された平野で、 とても肥沃な土壌が広がっていて、現在でも稲作をはじめとする農業が盛んに行われています。 冬は乾燥した晴天が続き、『伊吹おろし』と呼ばれる冷たい風の影響で気温は低く、酒造りに適した環境が整っています。
― 仕込み水へのこだわり ―
千代菊では、濃尾平野の豊富な水資源である清流・長良川の伏流水を地下128mから汲み上げ、仕込み水に使用しています。 これはとても軟水で、酵母や醪の発酵がおだやかになり、優しい味わいのお酒に仕上がります。
― 有機米を使った酒造り ―
千代菊では、有機農法で育てられた米を使用した日本酒作りにも取り組んでいます。 有機農法は、科学的な手をいっさい加えず、植物の本来の力を活かす農法で、日本酒も、酵母や麹などの生き物が造ってくれる アルコールによって完成します。ごく自然な取り組みとして、千代菊は有機米を原料とした酒造りにこだわり続けます。
― アイガモ農法 ―
1998年より地元のアイガモ農法による有機米の栽培農家とともに「羽島体験プロジェクト」を立ち上げました。この「羽島体験プロジェクト」は、農作業や酒仕込み作業の体験イベントです。大地や太陽、風を感じて、自然との調和や共存を考える機会にしていただきたいという想いで毎年開催しております。
― 平凡の銘酒 ―
お酒は、口から体の中に入り、体の一部になると同時に、心の一部にもなるものです。 喜びを倍加し、悲しみを別つ。脇役ですが、無くてはならぬ存在。それが酒です。 千代菊は『平凡の銘酒』を標榜しています。 これは、親友とか家族のように、 ごく自然に身の回りにあって違和感無く普通に愛される酒。 また、酒造においての気の遠くなるような努力を誇示することなく坦々と当然の事としてやり続ける意志を、意味しています。
千代菊酒造の酒造り
― 千代菊はこの言葉に次の3つの思いを込めています ―
【一】我が地の自然をを友にする
酒造りに最適な自然が羽島にはあります。 私たちはこの自然と一緒に、この地を活かす酒を、 そして、この地の人のための酒を醸します。
【二】酒造りの原点として自然を活かす
お酒を造るのは「麹(こうじ)」と「酵母」 私たちにできることは それらが働きやすい環境を作ってやることなのですから、 私たちの仕事は、まさに自然を活かし、その恵みに感謝する事です。 私たちは、原酒と対話を繰り返し、原酒の望む方向を見極め、 原酒がさらにおいしい酒になるように育てていきます。
【三】さらなる自然の力を引き出す
人の和の力を大切にする
我が地には大地の力をさらに高め自然の摂理を活かした農作物の 育成に全力を注ぐ「人」がいます。 おいしく体に優しい自然な食材をさらに高める人の和こそが、 私たちの最大の財産であると思っています。
【一】我が地の自然をを友にする
酒造りに最適な自然が羽島にはあります。 私たちはこの自然と一緒に、この地を活かす酒を、 そして、この地の人のための酒を醸します。
【二】酒造りの原点として自然を活かす
お酒を造るのは「麹(こうじ)」と「酵母」 私たちにできることは それらが働きやすい環境を作ってやることなのですから、 私たちの仕事は、まさに自然を活かし、その恵みに感謝する事です。 私たちは、原酒と対話を繰り返し、原酒の望む方向を見極め、 原酒がさらにおいしい酒になるように育てていきます。
【三】さらなる自然の力を引き出す
人の和の力を大切にする
我が地には大地の力をさらに高め自然の摂理を活かした農作物の 育成に全力を注ぐ「人」がいます。 おいしく体に優しい自然な食材をさらに高める人の和こそが、 私たちの最大の財産であると思っています。
蔵人紹介
― 平凡の銘酒 ―
地酒とは地元の酒という意味です。 まるでお母さんの味、故郷に帰ったいつもの世界 毎日でも飽きの来ない。いつも安心な気分になる。 そんな酒を醸したいと思います。
杜氏
片野 義人
1952年生まれ
在籍48年
越後杜氏の下で20年以上学んできました。経験を生かし自分自身が納得のいく酒造りをして行くつもりです。自分の酒で晩酌するのが楽しみで、特に熱燗が好きです。
副杜氏
酒母、槽
松野 耕治
1968年生まれ
在籍16年
食品会社から酒造りに興味を持ち転職。千代菊に入社して、酒造りの奥深さを知りました。日々学びの連続で充実の時を過ごしています。
製麹
田中 義久
1956年生まれ
在籍47年
この歳までずっと現役です。3人の孫がいます。麹造りと蔵内の調整役を任務として頑張っています。
固形酵母、移動、分析
中島 敏博
1975年生まれ
在籍15年
酒造りは一度立ち止まって考え直すと良い結果になる事に気付きました。思い込まない、気にしすぎない、考えすぎないで即実行。その後の結果を冷静に分析し次に活かします。
杜氏
片野 義人
1954年生まれ
在籍48年
越後杜氏の下で20年以上学んできました。経験を生かし自分自身が納得のいく酒造りをして行くつもりです。自分の酒で晩酌するのが楽しみで、特に熱燗が好きです。
副杜氏
酒母、槽
松野 耕治
1968年生まれ
在籍16年
食品会社から酒造りに興味を持ち転職。千代菊に入社して、酒造りの奥深さを知りました。日々学びの連続で充実の時を過ごしています。
製麹
田中 義久
1956年生まれ
在籍47年
この歳までずっと現役です。3人の孫がいます。麹造りと蔵内の調整役を任務として頑張っています。
固形酵母、移動、分析
中島 敏博
1975年生まれ
在籍15年
酒造りは一度立ち止まって考え直すと良い結果になる事に気付きました。思い込まない、気にしすぎない、考えすぎないで即実行。その後の結果を冷静に分析し次に活かします。