老田酒造
飛騨高山の大自然から生まれた三百年の味 老田酒造(おいたしゅぞう) 元祖鬼ころし
1720年代(享保年間)に、今の岐阜県郡上市より飛騨の地に移り住んで、酒造りをはじめたと言われています。 元禄時代より幕府の直轄地であった飛騨地方は、酒造りが盛んな地域でした。 小作米と豊かな水を利用して、農閑期にあたる冬に酒造りをしていたのです。 後に、老田の造る酒は評判となり『鬼もころすような・・・』と比喩されていったのです。
平成3年に高山の中心部から、自然豊かな清見村(現:高山市清見)に醸造場を移転。使用する水は飛騨山脈の豊富な伏流水。使用する米は地元飛騨産の『ひだほまれ』をはじめとする酒造好適米。工場内は、高さが3階にまで届くほどの大容量のタンクがいくつも並び、温度センサーなどの最新装置により、24時間管理されています。
高山市にある古い町並みは、国の『重要伝統的建造物群保存地区』に指定されています。その中心にある『上三之町』に老田酒造直営販売店があります。 2008年7月に上一之町で展開してきた小売店舗を、高山市観光のメインスポットである「古い町並み」の中心地「上三之町」にある、1868年(明治元年)に建築された町屋「土川邸」を改装し、新たな小売店舗として新装オープンしました。清酒類をはじめ各種焼酎、地元アーティストの作品などの販売をいたしております。
杜氏紹介
越後杜氏 茂島 義弘
岐阜県高山市生まれ。 東京で映像機器のオペレーション業務に従事していたが 平成7年結婚を機に帰郷し老田酒造店に入社 歴代越後杜氏3人に師事。 精米、搾り、釜、麹など各持場の担当を経て 平成18年、前任者の引退を機に杜氏になる。 信条麹・酵母が醸すもの。 杜氏蔵人は愛情を持って、良い醗酵環境を 整える努力をするのが職務。 自然を向き合い、感謝する気持ちを持ちたい。
趣味
暇さえあれば山に登っています。好きな山は剱岳