「水戸黄門」でおなじみの徳川御三家の城下町、茨城県の県都水戸市にある吉久保酒造は、寛政2年(1790年)に米穀商であった初代粟野屋吉久保清三郎氏が酒造業を起こしたのが始まり、現在まで12代にわたって酒を造り続けております。
肥沃な常陸の大地で収穫される米と水不足に悩む水戸の水源確保のために徳川光圀が造らせた「笠原水道」の清らかな水をもとに酒造業へと転業して以来220年以上の歴史を有し、藤田東湖ら水戸藩士にも愛飲されて蔵は大いに繁栄しました。創業当時の酒名は「甕の月(みかのつき)」でしたが、明治初期に天下一品から取った「一品」に変更し、茨城県内ではあまねく知られた銘柄となっています。
是非この機会に吉久保酒造の日本酒を味わいください。
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